2019年11月18日(月)東京にて第8回PHR協会講演会を開催いたしました。
多数のみなさまのご参加、誠にありがとうございました。
第8回PHR協会講演会の要領は下記のとおりです。
PHRの実現に向けて -PHRを活用した、健康管理/地域医療連携による健康づくりのルール作り-
我が国はまさに超高齢化社会を迎え、国民の積極的な健康管理による健康寿命の延伸が求められます。そのためには、国民ひとり一人が、自身の健康づくりに関心を持ち、健診・医療情報を蓄積した個人健康情報(PHR)を日頃から利用することが重要です。企業における産業保健活動と保険者による保健事業は、我が国の重要な健康管理の仕組みですが、基となる法的根拠は異なっており、PHRを効率よく効果的に健康づくりに利用し、匿名化等により医学的研究に活用するには法制度の整備が必要です。さらに地域・在宅医療システムとの連携によりPHRの意義を高め、多くの国民が健康づくりに参加することにより医療費の削減にも期待できます。
場所
リロの会議室 コンフォート水道橋 ( 東京都千代田区神田三崎町2-7-10 帝都三崎町ビル5階 )
日程
13:10
【基調講演】『産業保健活動及び保健事業における個人情報の取扱い』産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健管理学 教授 堀江 正知 先生
14:10
【特別講演】『茨城県西部メディカルセンターの地域医療実践の1年目の報告と今後』 茨城県西部メディカルセンター 病院長 梶井 英治 先生
15:20
『産業保健分野のPHR(iPHR)の現状と今後の展望』 (一社)PHR協会理事 産業医科大学 産業生態科学研究所 作業関連疾患予防学 教授 大神 明
15:45
『PHR情報の収集と活用のための法制面・技術面への期待』(一社)PHR協会 理事 日立金属(株)九州工場産業医 元同社理事・統括産業医 筒井 保博
16:15
ラウンドテーブル 各演者《司会》(一社)PHR協会 理事 埼玉メディカルセンター 放射線治療科 診療部長 安藤 裕
第8回PHR講演会チラシ (PDF 615KB)