議事録:2020年5月13日(水)

2020年5月13日(水) IHMS委員会

 

⽇時

2020 年 5 ⽉ 13 ⽇(⽔)15時〜17時

場所

Web 会議のみ

出席者

前⽥、細⽻、⼤林、藤井⽥、窪⽥(コニカ)、鈴⽊淳夫、⽑利(淳⾵会)、
森⼝ (記) (順不同・敬称略)

主な議事

1.PHR 協会新委員会設置の提案(6 ⽉末の理事会で決定予定)
2.2020 年度の講演会等の活動予定について(6 ⽉末の理事会で決定予定)
3.新委員会設置に伴う IHMS 委員会側の検討項⽬について

1. 議事内容(司会 鈴⽊淳夫)
(1) 前回議事録:変更なし
(2) 新 PHR 連携委員会に関して、活発な会議となった。

(議事)
a.森⼝より報告
・産業衛⽣学会は、コロナウイルスのため⾃ 由集会は中⽌となった。
① ⼤神理事の配慮により、同様の⾏事を11⽉〜12⽉に東京で⾏うこととなった。
② 森⼝が個⼈で提出した⼝演「PHR サービス事業者の基盤環境整備への提案」
「1.Web 発表+誌上発表」とする。6 ⽉ 20 ⽇以前に PPT を登録
・ホームページ委員会で今後のホームページ改善案を検討中。
・理事会に、11 ⽉末:JAMI ⼤会(浜松)、
12 ⽉頃:⼤神理事提案の⾃由集会
来年 2 ⽉:名古屋での PHR 講演会を提案予定。
アンケートはこのような機会に実施する。具体的な場が決まってから相談
する。
b.前回の IHMS 委員会で織⽥より報告があった「仮称:PHR 連携委員会」について
・医療職向け中⼼の委員会を織⽥を中⼼に新規に⽴ち上げる
・設⽴⽬的:PHR の具体的メリットを個⼈も実感できる現場の在り⽅を検討する。
細⽻:PHR 連携委員会では、成果物として、シナリオを作成する必要がある
・PHR 活⽤案1:両⽴⽀援のために医療者と産業医とが PHR を仲介して連携する。
地域医療・産業保健へのPHRの貢献について検討を進める。
・PHR の運営コストを誰が負担するか?
(2) 新委員会設置に伴う IHMS 委員会側の検討項⽬について
a.技術的側⾯の検討:トータル的 PHR の DB/NW の技術的仕組み
・森⼝: FHIR による PHR の実装?特に、PHR データベースをどこに置くか?
・窪⽥:FHIRには、3 社程度の著名なソフトベンダがある。」
⽶・欧 NexgenConnect(Mirth 社のオープンソース)、
OrionHealth 社 Rhapsody
https://www.lyniate.com/rhapsody/
https://www.nextgen.com/products-and-services/integration-engine
https://apps.smarthealthit.org/
HL7 V2,CDA,V3、FHIR(V4 が最新) のインターフェースの採⽤
英の NHS が採⽤
FHIRに加えて、⽇本の特性から、SS-MIXⅡの実装が必要。
・ユーザインターフェースを含んだアプリケーションは開発する。
・①ID-LINK,②Human−Bridge は⽇本独⾃仕様となる。
・細⽻:地域医療連携:260サイト(①+②)
産業保健連携との連携により、有形・無形(連携機関同⼠の協⼒関係)
・森⼝:特定健診等の取り込みのためマイナポータルとのデータ授受が必要。
・⽑利:岡⼭県には、県で 1 個の地域医療連携がある。
a. ISO/HL7 16527 「PHR システム機能モデル,リリース 1」の件
これは、HIPAA/HITECH における概念的な規格であるので、今回の実践的・実
装的な話とは少し違うのでは?
b. 社会的(国⺠の⺠意)側⾯:社会的仕組みの検討(プライバシー保護評価)
森⼝:プライバシー・個⼈情報保護に関わるところはIHMS委員会で⾏う。
c. リスクマネジメント(クラウドガイドライン、安全管理 GL で必須となる)
細⽻:リスクマネジメントの検討はどのように⾏うか?
森⼝:シナリオが完成後、マネジメントの⽅法を策定する。具体的な検討⼿法に
ついて、⾒込みはある。
委員会後、MPO開発のDVD Ver3 のリスクマネジメント部分を森⼝か
らメールで全PHR会員にメールでアナウンスした。
(3)その他: PHR 活⽤案2:医療機関と薬局が PHR を仲介して連携すれば初診でもオン
ライン受診が可能になり、投薬のために本⼈が薬局に⾏く必要がなくなる。(前⽥)

―以上―

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